
基本情報
- 配信内容
少年サッカー大会 決勝戦
- 会場規模
屋外サッカーグラウンド
- 配信時間
40分
- 配信プラットフォーム
YouTube Live(限定公開)
- 主な映像演出
リアルタイムスコアの常時表示
試合時間の常時表示
スポンサー提供の表示
概要
本事例は、屋外グラウンドで行われた少年サッカー大会の決勝戦をライブ配信したケースです。
会場には既設の電源およびインターネット環境がなく、機材の電源確保と通信回線の構築が必要な条件でした。
また、スポーツ中継としての視認性を高めるため、リアルタイムのスコア表示や試合時間表示を実装し、スポンサー表示にも対応しました。競技性と大会運営の双方を意識した配信構成となっています。
配信方式
- マルチカメラ構成によるスイッチング
- フィル&キーによるリアルタイムCG合成
- LiveU Soloによるモバイル回線配信
- ポータブル電源による電源供給
担当業務
- 配信設計
- 機材構成
- 映像スイッチング
- テロップ運用
- 音声モニタリング
- 電源環境構築
- 通信回線構築
- 現場オペレーション全般
配信体制
- カメラマン:2名
- オペレーター:1名

運用条件と現場での対応
本案件では、試合会場にケーブルを敷設するのが安全上の理由で好ましくなかったため、カメラを設置するイントレの下に配信卓を設置しました。
そのため、極狭スペースでの運用となり、限られた人数でも対応できる機材構成と運用設計が求められました。映像・音声・配信オペレーションに加えて、スコア表示の更新をオペレーター1名で対応しています。
① スコアと試合時間のリアルタイム表示
スポーツ配信では、現在の試合状況が一目で分かることが重要です。
そのため、OBSでスコアボード画面を作成し、フィル&キー信号としてスイッチャーへ入力することで、試合時間とスコアを常時表示しました。
得点時にはオペレーターがリアルタイムでスコアを更新し、オンライン視聴者にも試合状況が分かりやすい配信を実現しています。
② スポンサー提供への対応
大会スポンサー3社の提供表示を実施しました。
試合開始前、ハーフタイム、試合終了後には提供ベースを表示し、試合中は画面右上にスポンサー名を表示するテロップを1分ごとにローテーションさせて運用しました。
競技映像の視認性を損なわない範囲で露出機会を確保しています。
③ 通信回線の確保と冗長化
会場には既設のインターネット環境がなかったため、LiveU Soloを本回線、iPhoneをバックアップ回線として冗長化を行いました。
事前の会場下見では通信テストを実施し、必要な配信帯域を確保できることを確認しています。
④ 電源の確保
屋外会場で電源が利用できなかったため、ポータブル電源を使用して配信機材を運用しました。
事前に消費電力を算出し、セットアップから本番まで安定して運用できる構成を設計しています。
結果
当日は通信・電源ともに安定した状態を維持し、配信トラブルなく決勝戦のライブ配信を完了しています。
リアルタイムのスコア表示・試合時間表示・スポンサー表示も問題なく運用し、視聴者が試合状況を把握しやすいスポーツ中継を実現しました。
- 電源・ネット環境のない会場で配信を実現
- 配信が一度も途切れることなく完了
- スコアと試合時間をリアルタイム表示
- スポンサー3社の提供表示に対応
電源やインターネット環境が整っていない屋外会場でも、競技配信に必要な情報表示と安定運用を両立した事例となりました。

